薩州 赤兎馬

コラム

暑気払いに季語を通して愉しむ焼酎はいかが

皆さん一度は俳句を詠んだことがあるのでないでしょうか。
年齢問わず、誰もが五・七・五の三句のわずか十七音という言葉だけで、自然の美しさや人の心情などを表現することができる、とてもシンプルで奥ゆかしい日本の伝統文化です。また、俳句には「季語」というものがあり、その言葉を使うだけでその季節を思い浮かべる事ができます。そして、五・七・五の三句の中に、季語をひとつ入れるという決まりがあります。有名な俳句として、松尾芭蕉の「古池や 蛙飛こむ 水の音」では、「蛙」が春の季語としてこの句の季節感を表しています。
春夏秋冬一年間を二十四分割した二十四節気では、夏の気配が立ち上がってきたような時期を「立夏」と言います。木々は青々とし、草木も様々な花を咲かせ、私たちの心を癒してくれます。二十四節気もまた、俳句に用いられます。



日本の四季折々の表情を表す季語ですが、実は「焼酎」も季語に当てはまることをご存知でしょうか。焼酎は季節を問わず1年を通して様々な飲み方がたのしめるのが特徴ですが、江戸時代の百科事典『和漢三才図会』には、暑気払いの飲み物として、夏の疲れを回復するために愛飲されていたと記されています。つまり、焼酎の季語は「夏」なんですね。この時期だからこそ、感じ取れる心情を俳句で表現するのも風情があるのではないでしょうか。シンプルながらも五・七・五の三句の中に洗練された言葉が詰まった俳句は、研ぎ澄まされた焼酎づくりにも似通ったものがあります。
暑い日は、暑気払いの焼酎を片手に俳句を詠んで見ませんか。



爽快感のある味わい。薩州 赤兎馬 20度

薩州 赤兎馬 20度は、年1回に販売される限定商品です。
厳選された良質なさつまいもを使用し、鹿児島特有のシラス台地で天然濾過された清冽な水にて仕込むことでほんのりとしたフルーティーな香り、すっきりとした爽快な味わいに仕上がりました。軽やかな青ボトルは、見た目でも涼やかさを演出します。

研ぎ澄ますことで清冽な味わいに
中国の後漢末期から三国時代にかけての争乱を描いた「三国志」で、「人中の呂布、馬中の赤兎」と称えられ「一日に千里を走る」という名馬です。「薩州 赤兎馬」は「今までにない革新的な焼酎を生み出したい」という強い信念で、飲む人の驚きや喜び、感動を想像しながら熟成とろ過を繰り返し磨きぬく事で他にはない個性的な味にたどり着きました。
南の大地を颯爽と駆け抜ける、まさに「薩州 赤兎馬」と呼ぶにふさわしい逸品です。



夏季限定、爽快感のある軽やかな青「薩州 赤兎馬 20度」

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